STAFF BLOG
銀座店
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イタリア製ツィード
投稿日:2019/12/09 20:21
Lanificio di Pray(ラフィニーチョ・ディ・プライ)社の生地で仕立てたジャケットです。
こちらの生地メーカーは北イタリアで1948年創業の紳士服地を中心に生産しております。
今回のジャケットはツィードでありながら薄手でゴワゴワせず室内でも違和感なく着用でき
肩先の丸み、ラペルの柔らかさが活かせるのもこのツィードの良さです。
イタリアのメーカーらしく鮮やかな発色が多いのも特徴です。
ジャケット ¥45,000円~
銀座店 神林
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新作生地
投稿日:2019/12/03 12:00
気温が下がり、本格的に冬となったばかりですが
2020年春夏物のコレクションの打ち合わせがありました。
バンチブックの入荷は2月に入ってからになりますが
次シーズンはSATOTAILOR全店で
イタリア、REDAのスーツコレクションがかなり充実する予定です。
是非、お楽しみにお待ちください。
銀座店 神林
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キャッシュレス・消費者還元事業
投稿日:2019/12/02 14:42
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「PayPay」を導入のお知らせ
投稿日:2019/11/28 19:54
平素よりSATOTAILOR各店をご愛顧くださり誠にありがとうございます。
さて、当店はPayPay株式会社が提供するスマホ決済サービス「PayPay」を導入致しましたので、お知らせいたします。
SATOTAILOR各店舗、PayPayアプリにてお支払い可能でございます。
「PayPayアプリ」についての詳細は下記よりご確認ください。
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オーダーシャツ
投稿日:2019/11/24 17:18
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縫製の再開のお知らせ
投稿日:2019/11/21 18:38
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ロイヤルオックスフォードクロス
投稿日:2019/11/10 17:11
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福島県オーダー会のお知らせ
投稿日:2019/11/03 18:40
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受注開始のお知らせ
投稿日:2019/10/30 15:40
先日の台風による水害により3週間程、オーダー品の受付をストップしておりましたが
裁断部門は11月上旬に再開、縫製部門は仮設ラインを新設し、11月下旬に再開致します。
つきましては、ご注文済みで納品をお待ち頂いているお客様には12月中旬にご用意できる事となりました。
この度の水害では、多くのお客様にご迷惑とご心配をお掛けしました。
ご注文中のお客様の中には、ご結婚式用スーツ、海外転勤前に受け取り希望のスーツ、バースデープレゼントのジャケットなど
特別な事情のご注文も多数ありました。その様な事情に限らず、販売スタッフは水害被害直後から状況をお電話やメールで連絡し、
返金を提案させて頂きました。
しかし、多くのお客様に納期が不確定の段階から、お待ちして頂けるという温かいお声を頂き、我々は大変励みになりました。
少しばかりの日数でしたが販売のスタッフも、本宮市にて復旧の手伝いをさせて頂きました。
ストック中で泥を被り濡れたままの生地の反物は屋外に全て運び出しました。
大人3人で漸く持ち上がる程の重量で、その様なロール状の生地は500本以上あったと思います。
特殊ミシン、プレス機の重量もかなりの物でした。
水の掻き出し、壁、床の清掃なども数日間続き、現地スタッフの疲労は想像を超える物だったと思います。
現在も日常の勤務には戻れておりませんが、その様な状況の中で現地スタッフの
復旧に向けて、前に向かうエネルギーを支えてくれるのは、再開を待っているお客様、お取引先様の存在だと思います。
心から感謝致します。
本日より、オーダー品の受注を再開致します。
暫くの間、ご注文から7週間程の納期を見込んでおります。
皆様のご来店を心からお待ちしております。
SATOTAILOR
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ミーティングでの毛芯勉強会
投稿日:2019/10/26 16:28
台風19号の被害を受ける直前ですが、恒例のミーティングを行っておりました。
ミーティングでは当社の毛芯についての勉強会を毛芯メーカーである丸一商事株式会社の鈴木様、三橋様をお招きし行いました。
当店の使用している毛芯はジャケットの肩の前身、胸、ラペル、腰ポケット下まで入っており
これは、フルキャンバス(総毛芯)と言われ、縫製に掛ける手間、材料費が掛かるのですが
ジャケットのバスト、ラペル立体感、表地の風合いを活かす為に不可欠です。
現在、メインで使用している毛芯は、何度も改良を加え、ブラッシュアップをしていますが、元型は10年以上前に
丸一商事様、取引先メーカー様と共に時間を掛けて作り上げた物です。
イタリアのサルトが多く使用する当時人気の台芯を持ち込みその柔らかさを活かしながら、
日本の環境に合わせ、斜行補正、蒸気による変化、表生地の収縮に対応する為、
増芯の台芯の縫い付けは敢えて天然糸を使用するなど、試行錯誤を重ね開発しました。
前肩気味、立体的な当店のパターンに沿う様、毛芯自体に立体感が生まれる様に設計されていたりと大変、手の込んだ毛芯です。
その様な、特注の毛芯でしたが、今回の台風による浸水被害で、完全に水に浸かったそうです。
我々が台風の後に、工場に赴いた際には駐車場に何百着分もの毛芯が山高く積まれておりました。
原材料を中国から調達し、岐阜県の工場で毛芯を作成し、染色をするそうで納品までに本来は大変時間が掛かるそうですが
丸一商事様の計らいで、浸水直後に連絡を取り合い、縫製の再開までに間に合う様、
工場の再稼働の具体的なメドがたつ前から作成に動いてくれたそうです。
ミーティングの報告が、台風の被害報告の様にもなってしまいましたが、
沢山の方々のお蔭で、当店のスーツ作りは成り立っているのだと思いました。
縫製を行っていた社屋は、建て替えをする予定です。
その間は、同じ本宮市の高台にあり、無事だった社屋に一旦縫製ラインを移し、製造を再開する予定です。
当店での受注開始もそう遠くはなさそうです。ご注文中のお客様には大変ご心配をお掛けしておりますが、
いち早く良い報告を出来るように、努力しております。今しばらくお待ちください。
SATOTAILOR