STAFF BLOG

  • ブルースリーピース

    投稿日:2017/10/30 16:09

    ナポリの老舗マーチャントCACCIOPPOLI(カチョッポリ)のブルーのチョークストライプ生地でお仕立てしたスリーピースです。

    冬物でここまで鮮やかなブルーのスーツ生地は大変珍しく、流石はCACCIOPPOLIと言ったところです。

    杢糸といって濃淡の異なる糸を撚り、それを経緯の糸に使用することで、メランジ調の変化のある、味わい深い生地となります。

    ちなみにこちらはイタリアのミルにて生産された物ですが、良く似た品質の生地イタリアの他のマーチャント、英国のミルにもあります。

    しかしながら、ナポリのイタリア人が独自のセンスを持ち発注しているだけあり、

    やはりそれらの物と比べ、発色が明るかったり、生地が滑らかだったりと南イタリアらしさを感じます。

    銀座店 神林

     

  • ネイビーチョークフランネルスーツ

    投稿日:2017/10/24 16:02

    LASSIERE MILLS(ラッシャーミルズ)社のフランネルスーツです。

    1949年にハダスフィールドにて創業し、大手グループ傘下に収まることなく独立した運営を続ける貴重なミルです。

    今回の生地は、やや青み掛かった、深い味わいのネイビーで

    サヴィル・ロウ・ヤーンカウントと言われる52番手双糸を経緯に使用したハリのあるフランネルです。

    パターンは肩先から上衿へののぼり、肩の丸みが特徴的なナポリモデルを使用しました。

    銀座店 神林

     

     

  • REDA

    投稿日:2017/10/22 12:35

    今回ご紹介いたしますのは、REDAでございます。

    イタリアを代表する名門服地メーカーのひとつで、

    1865年、イタリア北部に位置するウール産地・ビエラ地区にウール工場を設立したのが、レダの始まりでした。

    約150年もの歴史をもつレダは、羊毛の段階から生地の完成まで、すべての工程を直接管理しています。

    レダの製品が常にトップの品質に保ち続けているのは、こうゆう理由だと思います。

    お店にバンチがございますので、気になりましたら、SatoTailorにご来店よろしくお願いいたします。

    銀座店 瀧

  • キャメルコート

    投稿日:2017/10/16 11:29

    大定番と言えるコートですが、今季もその魅力は健在です。

    重くなりがちなカラーが中心の季節になりますが、こちらは軽やかに見える上にラグジュアリー感も抜群です。

    グレーのフランネルスーツとの相性が良く、シューズはスウェード素材を合わせることでより纏まりが出ます。

    また、タートルネックのセーターなどと合わせ、カジュアルに着こなしやすいのもキャメルカラーの特徴です。

    その場合、敢えてカシミヤ100%ではなくツヤを抑えた

    ウール、キャメルヘアなどの素朴な生地感であればより一層カジュアルなムードが高まります。

    銀座店 神林

  • Ermenegildo Zegna ASTRUM

    投稿日:2017/10/14 11:25

    今回ご紹介致しますのは、

    Ermenegildo Zegna ASTRUMです。

    ASTRUMはカシミヤをブレンドした最高級梳毛フランネル生地です。

    外観はクラシックなフランネルですが、手触りはカシミヤ混の独特のソフトな風合いで、

    従来のフランネルほど厚地ではないのに、高い保温性を揃え、着心地も快適です。

    銀座店 瀧

     

     

     

     


  • ブラウンジャケット

    投稿日:2017/10/08 14:56

    K様からご注文頂いたブラウンのジャケットです。

    今シーズンのトレンドである、凹凸のはっきりしたワッフル調の生地です。

    イタリアのE・THOMAS社のもので、ウールにカシミヤを混紡した、柔らかく温かみのある生地です。

    大変、伸縮性に富んだ生地ですので、着心地も良く快適にご着用頂けます。

    銀座店 神林

  • アルスターコート

    投稿日:2017/10/06 14:53

    エレガントなデザインが特徴のアルスターコート。

    1860年代後半に登場したオーバーコートの典型的な形で防寒性も高いです。

    基本はダブルで、丈が長く膝下丈のコートの事。

    アルスターカラーと呼ばれる上襟と下襟の幅が同等もしくは上襟が少し広めの襟を使っているのが特徴。

    重い生地で作られることが多かった為、ヘビーコートとも呼ばれ、

    ダブルであることから対候性の面で嵐にも強く、ストームコートとも呼ばれたり、

    衛兵が着用したことが由来であるため、ガーズコートとも呼ばれた事がありました。

    名称は北アイルランドのアルスター島北東地方で作られた厚手の紡毛織物で作られた事が由来です。

    若い世代からシニアのお客様まで年代を問わず優美な着こなしをお楽しみ頂けます。

    銀座店 瀧